♡ご利用案内

福祉移動サービスは、高齢者や障がい者の方たちの移動をサポートし安全かつ確実にそして気軽に利用できる、地域に密着した交通手段となっています。そのためこれらの事業は、介護専門分野の有資格者により運営されております。

近年、移動困難者の増加とともに福祉輸送の需要も多様化してまいりました。ご利用の条件や制度の面により、サービスの呼称や内容も複数存在しております。以下、介護タクシーを代表例としてその違いをご紹介してまいりましょう。

*かもめCareTaxi は両タイプでのサービス提供が可能です。

(A)(B)に分けてご説明します。 

(A) 介護保険適用介護タクシー
介護保険が使えるタクシーです。ご利用にあたっては、ケアプランが必要です。つまり、ケアマネジャーにご利用の計画を作成していただき、その上で介護タクシーを使うことになります。

むずかしくはありません。ケアマネジャーに目的や行先をご相談されるだけで事業者選択や予約を確実に手配してもらえます。
実際の具体的なサービス内容は後段記事をご参考にして下さい。
(B) 介護タクシー
介護保険を使わないタクシーです。ケアプラン対象外となる点に注意が必要です。その代わり、利用目的や行先等の幅が広がります。

ご利用は予約が原則となっており、事前に直接事業者に申し込まれるか地域包括支援センターや市役所等にご相談されるとよいでしょう。
なお、既にケアマネジャーと事前にご相談できる環境であれば、適切なアドバイスがいただけるでしょう。

 

ご利用できるかた

(A) 介護保険適用介護タクシー
*要介護1以上のかた
*公共交通機関に一人で乗車ができないかた
*自宅、有料老人ホーム、ケアハウス等にお住まいのかた
(注)特別養護老人ホームや介護老人保健施設等に入所中のかたは原則、対象となりません。
(B) 介護タクシー
*要支援1、2及び介護保険を利用しない要介護1以上のかた
*年齢に関係なく障害等により移動が困難なかた
*住居の種類に制限はありません
  •  

ご利用目的

(A) 介護保険適用介護タクシー
*通院(受診、リハビリ等)*行政機関手続き*金融機関*選挙投票*ご本人用生活必需品購買*介護施設等入所目的の見学等
◎自宅等から目的地まで、乗降介助を基本に外出及び帰宅時の移乗や身体介助に対応します。車椅子対応の車両で運行します。
◎介護保険適用により介護専門職の介助が前提となり、介助等が可な家族等の同乗は原則できません。
(B) 介護タクシー
*通院、入退院、趣味や食事、観劇、旅行、理美容、冠婚葬祭、買物その他幅広い利用が可能です
◎乗降介助や移乗、身体介助に対応します。車椅子対応の車両で運行します。
◎介護保険適用外のため、目的地への付添いや介助目的のご家族等の
同乗に制限はありません。

料金の構成(詳細は♡ご利用料金をご参照下さい)

(A) 介護保険適用介護タクシー
*タクシー運賃+介護保険自己負担分(1割~3割)
◎自己負担分については、介護計画(ケアプラン)によります。
◎タクシー運賃の部分について、ご利用者の状況に応じた割引や自治体発行のタクシーチケットが利用できます。
(B) 介護タクシー
*タクシー運賃+介助料金(但し、必要な場合のみ自費負担)
◎介助料金は、スタッフによる車椅子移乗や付添い等が必要な場合に発生します。
◎タクシー運賃の部分について、ご利用者の状況に応じた割引や自治体発行のタクシーチケットが利用できます。
  •